Truth ~飛べない鳥よ~

やわらかな風のにおい やさしさに似てる木漏れ日たち
淋しさを選んだのは これ以上 傷つかないように

虹を追いかけた 夢見る時間ほど
すぐ過ぎて…

飛べない鳥よ 忘れないで
その背中に 翼があると
どんなに長く 深い闇も
夜空を越えれば 明日はそこにある

街をゆく人の群れの 微笑みは遠く 瞳(め)をそらせば
何もない手のひらへと ひと粒の涙 こぼれ落ちた

何気ない日々が 真実(ほんと)の幸せと
気づく瞬間(とき)…

飛べない鳥よ 思い出して
羽ばたくため 翼があると
愛しい人の 名を呼ぶとき
生きてく痛みも チカラに変わるから

飛べない鳥よ 忘れないで
その背中に 翼があると
永遠よりも かけがえない
大切なものを 守って生きてゆく
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