頬を伝う涙の色 隠しながら言った
「ごめんね」と「さよなら」は 未だ思い出にできず

雪の降らない街に咲いたイルミネーション
手を繋ぎ見ていたあなたの横顔 気付けばほら探している
また…

会いたい気持ちだけが 冬の空に溶けてゆく
腕に残るあの温もりも 北風が連れ去ったまま
溢れる想いが今 心を埋め尽くしても
戻れない…それが「恋」というなら今はただ、歌うから
息も白く染まる夜

時を越えた手紙の中 変わらぬ距離
共に見た「夢」と「約束」は未だこの胸にいます

賑わう街の人混み 誰の事も知らない
一片の人に出逢えた奇跡を 今さら知る時は彼方
あぁ…

愛しい気持ちだけが 二人の未来に変わる
信じていた絆もやがて 季節を変えて行くのでしょうか?
流れる人生(とき)の中で あなたにまた出逢えたら
離さない…それが「運命」ならば今はただ、歌うだけ

会いたい気持ちだけが 冬の空に溶けてゆく
腕に残るあの温もりも 北風が連れ去ったまま
溢れる想いが今 心を埋め尽くしても
戻れない…それが「恋」というなら今はただ、歌うから
切なささえ抱きしめて
あなたにだけ届くように…
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