嘘つき

他に好きな人が出来たとか 言ってくれた方が良かった
あなたの突然の告白 まだうまくのみ込めないまま
どうしてなの?何でなの?って あなたは困った顔した
それから 私の涙は 止まらなくなった

愛した時間も 重ねた言葉も 私だけが信じていたの?

傷つくだけだと 分かっていても 何度もあなたに会いにゆく私を
嫌いだと言って 抱き締めないで あなたが 私を嘘つきにする

中途半端な優しさが あなたは いつも得意だね
それとも私に向けられた 最後の答えなのかな
忘れなくちゃ 忘れようって 思うたびに あなたがまた
余計に私の胸の中 刻み込まれてゆく

夢見た未来も 許した涙も 二人なら見えると思ってた

会いたい気持ちが 邪魔をするから あなたのぬくもり 早く消し去りたい
サヨナラと言って 誤魔化さないで あなたが 私を嘘つきにする

会いたい想いが あなたを遠ざけた

傷つくだけだと 分かっていても 何度もあなたに会いにゆく私を
嫌いだと言って 抱き締めないで あなたが 私を嘘つきにする
このまま 私は 嘘つきがいい
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