カゼニフカレテ

気付けば遠く遠く 遠い所にいた
不思議と懐かしくて どんどん来てしまった

どうやらそこは古い家具屋だ
軒先にいた猫に
おまえには似合わないと
言われてしまった

風に吹かれて 空に包まれて
今もあなたが好きだとわかった

あの子の袖口に面影を見たのか
立ち止まり振り返るけど 大きな意味はない

なんなら過去とにらめっこだ
軒先にいた猫に
くだらない事するなと
言われてしまった

風に吹かれて 街にさらわれて
今もあなたが好きだとわかった

心の中にいつも
探していたのは そう あなただった

風に吹かれて 空に包まれて
今もあなたが好きだとわかった

風に吹かれて 夢を間違えて
今もあなたが好きだとわかった

好きだとわかった
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