ラストブラスト

繰り返す時間の中 誰かの声がする
知らないフリはもう何回目?
哀しみが窓を揺らす 叩きつける雨声(うせい)は
いつかの僕を ほら笑っている

歪な世界 泣いていた夜でさえ
胸に滲んだこの痛み 抱(いだ)いて

儚い涙 いくつ流したら
あの頃の僕を救えるだろう きっと
ここにいること その意味を今も
探している 問い続ける
未来を 征(ゆ)く僕に

霞んでく現実に 希望が木霊(こだま)する
剥がれた僕自身が叫んでる
立ち止まるその足を 絶望が撫でていく
終わらない夜に ほら揺らいでいる

届かない言葉だと 遠ざけて
隠したその目を今 ひらけ

背負った傷が 重なる手が
纏っていた不安を壊していく そっと
変わらないもの なんてないとしても
確かにある この想いと
進んでいく その先へ

途切れた欠片が 世界を 空を切り裂いた
僕らの道の始まりを歌っている

見えない明日に 怯えないで
小さくても光はある きっとここに
躊躇いなんて 捨てていけばいいのさ
確かにある この想いと
進んでいく その先へ

戦え その未来で
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