旅人

柔らかな季節の中でひとり眠ってた
きみがそばに居てくれた頃の夢を見てた
なにが変わり始めたのだろう 移りゆく時に
そんなことばかりをずっと考えてた
戯れてた小鳥たちはもう飛び立ってゆくのに

歩きだそう 暖かな風に誘われるまま
僕がまだ覚えてる優しさをふりほどいて
自分の強さをただ信じていこう

どんなくだらない出来事も笑い合ってたのに
もしかしたら失ったものばかりなのか
少しだけ自分を蔑んで
少しだけきみを思って

さあ行こう 緑なす丘を今越えよう
新しい季節が僕のそばを駆け抜けて
踏みしめた大地をゆっくりと染めてく

どんな思い出も連れて行ける
そんな強さが大事だった

歩きだそう 暖かな風に誘われるまま
僕がまだ覚えてる優しさを頼りにして
さあ行こう 緑なす丘を今越えよう
またきみと巡り会う そんな日を信じてみよう
ひとりじゃないと この旅の終わりは
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