人間は少し不真面目

陽が沈む時が 来て
戸惑いの 別れ際
照れてしまうから
寂しさは少しまぎれていく

眠る頃 思うだろう
君がいた 幸せを
まどろんだら すぐ
温かい音が鳴り響いてほしい

君が毎日出会う度見せた たくさんの涙を
全部忘れたように笑うこと 許してくれるかな

誰かにだけ降り注ぐ悲しみ
私が選ばれたのは 神様が私に甘えているんだと思うのよ

泣き叫ぶような自分の声で目覚めて
そこからどこへ行けばいいの
わからないから

嘘をついている 私の心 解き明かしてほしいよ
考えないでいた 小さな憎しみがだんだん大きくなってゆく
様々できる生きている証 残したいよ否定以外で
最後に摘んでくれた花束 命の長さ 君が決めてよ

思い出美化しないで
君を愛していたい
君は少し不真面目
人間はもっと不真面目
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