コロニー

あの日 名前をなくしたから
誰ひとり私をさがせない

波と戯れれば光は
掌に運命を運ぶ

男と女の物語うたうように
遥かな海はまた色を変える

はじめも終りもない我が儘な
時に抱かれて目を閉じる

風に吹かれる白いドレス
パラソルをくるくると回す

空の色を写すプールに
散り落ちた花びらの様に

せつなく甘い崩れゆく果実のような
華やぐ夜を幻にかえた

微笑うかべながら歩きだす
忘れ去られてゆく しあわせ

La la la……
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