禁忌 TABOO

影ヲ見ナイ
罪ノ光(アカリ)

醜い奴ほど
偉ぶる世界で
僕らの仮面は
黒革仕立て

TABOO 犯せ その禁忌
一寸先 夜逃げ道
奈落に背き
TABOO 跨げ その禁区
恐れこそが裸身の
下に纏う絹のローブ
震える捕らわれたる君と
口づけを交わし合おう
淫夢の扉のアチラ側

闇ゾ真
罰ハ現

なぜ僕らの耳
塞がれもせずに
良品生産
軋む機械音

TABOO 護れ この禁忌
あんたらに理解など
誰が求めよう
TABOO 放て その禁句
いつか壊せるはずで
傷つくのも構わない
だけど勘弁 その汚れに
塗れるのが厭なんだ
意外と指先の 繊細

LOVE 弄ぶ わが美学
流行など唾の中
穢れの絵の具
Gothic 愛しこの思想
秘すれば花は薫る
腐るほどなお甘く
まるで君の舌のようだね
口づけを捧げ合おう
因果のイコンの前で
交接をつづけ合おう
淫夢の扉のアチラ側
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