天の川

七夕は晴れの空 月明かり 夜の凪
琥珀色 吹かれてさ 君の姿 描いてる

会いたいな 会えるかな 最近はすれ違い
携帯を握り締めた この胸が高鳴った

彦星 織姫 愛おし恋路を
夢唄 口ずさんで 夜空へと手を伸ばす

きらきら流る天の川 僕らの前を遮るもの
君にも見える?願い星 渡し船に乗り込んで
今すぐ君に会いにゆく

真っ直ぐな情熱を僕はいつも嫌うけど
本当は伝えたくて 心の中 燻る火

風鈴が揺れている 君の好きなその響き
僕らは 巡る夏に幾つの夢 紡ぐだろう

笹の葉 裏道 夏空 恋待ち
始まる町の色を 君の目に映せたら

綺羅星飾る天の川 小さな予感呼び起こす
胸に息づく青い熱 半袖が汗で滲む頃に季節は開いてく

銀河系 無数の星屑 数えても限りなくキリがなく
僕らもそんな風に 想いの光 散りばめて

きらきら流る天の川 目も眩むような光の渦
耳を澄ませば聞こえるよ 宇宙で繋がる鼓動

きらきら流る天の川 僕らの距離を分かつもの
君にも見える?願い星 渡し船に乗り込んで
二人の天の川越えて
今すぐ君に会いにゆく
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