波と風と月と星と

波と風と月と星とあおいだ空
砂の上で寝転がって語り明かし
淡い夜に差した朝が眩しかった
覚えてる 思いだして

波と風と月と星とあおいだ空
あの日決めた この子よりも綺麗になる
あまりにもいとしく思えて
負けられない そっと誓った

まぶた閉じて潮のかおりたどってみれば
うたう未来 高鳴ってくふたりがみえる

きみならこの先何を選ぶ あたしは負けずに何ができる
電話ひとつ いとも易く聞けるのに
なんでも器用にこなすきみに 聞かずにいるのはこわいからよ
夏と海に 空ときみに 誓った言葉 どれだけ果たしてこられたんだろう

波と風と月と星とあおいだ空
思い枯れていないはずよ あたしだって
周りうかがう癖は捨てて
守らなきゃ ずっときた道

子供のまま 大人の橋渡ろうとして
あたし何がほしかったか思いだせない

向かった先にはそびえる壁 まさぐるあいだに目先の罠
こだわってた誇りもそう崩れてく
なくした自信に気づかぬまま 夢まで忘れた無力な笑み
夏と海に 空ときみに 誓った言葉 どれだけ果たしてこられたんだろう

きみならこの先何を選ぶ あたしは負けずに何ができる
電話ひとつ いとも易く聞けるのに
なんでも器用にこなすきみに 聞かずにいるのはこわいからよ
近づいては遠ざかってく 熱い思いが

向かった先にはそびえる壁 まさぐるあいだに目先の罠
こだわってた誇りはまだ残ってる
不器用に走るこの姿に 負けないときみは言ってくれた
夏と海に 空ときみに 誓った言葉 どれだけ果たしてゆけるのだろう
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