夜の扉

あおるお酒の グラスの底で
男のにおいが 恐くて泣いた
遠いあの日が 笑ってる
今日もはかない 夢を見て
夜の扉を 又ひらく

どうせ私は こぼれ花
いっしょになるなら つぼみがいいと
捨てた幸福が 怒ってる
今日もはかない 夢をみて
夜の扉を 又ひらく

いやな時でも だまって笑う
そんな女の 心のうちで
ほんとの私が 泣いている
今日もはかない 夢を見て
夜の扉を 又ひらく
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