見上げた空へ

次で降りよう
すでに決めたこと
整備されてる緑が見つめてる
人ごみを歩けば
安心を覚えるの?

見上げた空は泣いていた
わたしは夢の傘を広げた

最終列車
ゆれるプラットホーム
若い僕達は未来を確かめる
アナウンスは声をかき消してゆく

夜空は月が輝いてた
あなたは隠れて少し泣いた

誰もいなくなっても
眠ることはなく
置き忘れられた悲しみを
洗い流すのさ
幸せのチケット
今あなたの手に

見上げた空は泣きやんでた
あなたは涙の傘を閉じた

見上げた空は泣きやんでた
誰かが始発を待ち始めた
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