ステイションワゴン進む

砂嵐たてて ステイションワゴン進む

次の町にもよく似た ガスステイションがあって
小さな名もない町の 小さいウィンドウの前

キッチンに並ぶベジタブル カートで引く御婦人が
ワゴンの前でくしゃみした ちょっと休んでいこうか

灼けた舗道に降りて 大きく深呼吸したよ
僕らがライブをやる町までは あとどれくらい

太陽がレイバンで 果実のように踊りだした
どこまで続くんだ 風に任せてみよう少し
砂嵐たてて ステイションワゴン進む
ハートの鼓動のような エンジン音バリバリたてて

魔法瓶をスティックでたたき タイコがリズム刻めば
みんなは楽器を口真似する 旅はこれが楽しいね

ヒッチハイカーがいたからさ「どこまで行く?」と尋ねた
「彼女が明日誕生日です」みんな指笛鳴らそう

メールですぐに届く言葉じゃ 距離は埋まらないよ
月夜の河原で蛍の群れに きみは告白した

8時に間に合うだろう 明日盛り上がってる時刻
彼女の手を引いて 僕らの歌聴きにおいで
ウェイブの最中に そっと彼女にささやきな
「たった今ボクタチの 旅は始まったばかり」だと

町の外れの遊園地を 貸し切りにしようよ
はずかしそうに少女が 僕にコスモスをくれる

うまく行かない日も そりゃ人間だからあるさ
くよくよするんだったら 僕らを追いかけにおいで
砂嵐たてて ステイションワゴン進む
ハートの鼓動のような エンジン音バリバリたてて
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