奇跡

この気持ちが さめないように 星がきみの目に落ちてくる
曲がる電車 海に向かって 僕らの町を吹く風になる

心に残した大切な宝物 僕は手をかざし
もう二度ときみへの想い 手放さぬように

きみの目が映し出すのは なにもかも変わらないもの
もうきみを悲しませない 震えてるこの腕が奇跡になる

この気持ちが さめないように 星はきみの目で溶け始め
離れた夜 あったけれど きみという場所やっと見つけた

入り江に降りてく坂道で 懐かしい痛みを覚える
いつまでもこの瞬間を きみと分け合っていたい

ひまわりを風が揺らして わけもなく泪こぼれる
流れてく時間の中で きみだけがこの僕の奇跡になる

気がつけば空と海とが どこまでも白く重なり
新しい朝が始まる ふたりまた静かに歩き始める

きみの目が映し出すのは なにもかも変わらないもの
もうきみを悲しませない 震えてるこの腕が奇跡になる
この腕が奇跡になる

この気持ちが さめないように
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