夏子

狂った季節の訪れ
まちは煌めく
僕は靴もちゃんと履かないで
財布と鍵だけはもって
いつもの道を歩いて行く

このまま僕らはいつまで
笑い合えんのって
未来の話をずっと考えて
気付けば外は明らんで
まぁいいやって思ってる

どこへだって行けるよ
青い風が背中を押してくれんだ
終わりなんてまだ言わないで欲しいよ

夏が過ぎるのは速いから
一瞬の魔法みたいだね
風にゆらゆら靡く髪の
シャンプーの匂いが
忘れらんないよ

19時過ぎの夕暮れ
まちが染まってく
いつからか夢や希望もなくなって
心に鍵をかけちゃって
もういいやって思っても

あの娘の白い肌と
露出多めの服でマジ最高だ
生まれてきて良かった 僕は
今年で21回目の夏、到来だ

僕は歳をとり君だけ
ずっと変わらない姿で
空にふわふわ浮かんでるんでしょう
そろそろいかなくちゃ

夏が過ぎるのは速いから
一瞬の魔法みたいだね
風にゆらゆら靡く髪の
シャンプーの匂いが
忘れらんないよ
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