あなたは知らない

すみれ色の午後に
パズルを解くみたいに 考えてる
ため息つくたびに
気持ちが傾いてく 逢いたくなる

たしかにわたし 少しどうかしてるわ
だけどあの瞳は なにか話しかけてた

遠く みつめられても
胸の深くが もどかしくなる
なぜ わたしの中で
あなたひとりが 特別になるの

ガラスの花瓶には
ピンクのバラの花が あふれている

離れていると 恋は急いでしまう
伝える前に ひとり育ててしまう

そっと すれ違う時
うつ向きながら 指が冷たい
きっと 微笑むことも
出来ないことを あなたは知らない

もっと 楽しいことや
素敵なことと 聞いていたのに
なぜ わたしの中で
あなたひとりが 特別になるの

そっと すれ違う時
うつ向きながら 指が冷たい
きっと 微笑むことも
出来ないことを あなたは知らない
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