蝶々みたいに

女は いくつになっても 女なのよ
わかっているの ネェあんた
もっと私を 見てほしいの
男なんてさ いらないなんて 強がりいってさ
私だって 蝶々みたいに
ひらひら きれいに とんでみたいの
夢でもいいの あんたのそばで
ホロホロ泣いて ねむりたい

女は きれいになること 忘れてきた
今からでもさ ネェあんた
おそくないかな 甘えたいの
ひとりだってさ さみしくないわ かわいくなかった
私だって 孔雀みたいに
キラキラ きれいに 舞ってみたいの
夢でも いいの あんたのひざで
ポロポロ 泣いて ねむりたい

女だったら 真赤(まっか)なバラに なりたい さきたい
私だって 蝶々みたいに
ひらひら きれいに とんでみるから
素直になって あんたの胸に
ゆらゆら ゆれて ねむりたい

あんたのそばに いたいから
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