スプリンクラー

10日ぶりの雨の日
握りしめた手をふりほどいた
光る舗道

地下鉄の階段を
泣きながら駆け降りていく君の
後姿

君の許に跪いて
許して欲しいと
僕が言えばそれで済むの?
愛は……

薄暗い地下道へと
流れ落ちる雨 それはまるで
壊れたスプリンクラー

愛の為に2人で
何をしたというの 僕は君の
おもちゃじゃない

君なしでは生きられない
悲しい言葉さ
言い出したらそれで終り
愛は……

冷たいざわめきを
心のざわめきを
消し止めて 消し止めて
スプリンクラー!

君なしでは生きられない
悲しい言葉さ
言い出したらそれで終り
愛は……
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