Passing Summer

秋へと急ぐ 避暑地で
ようやく あなた 見つけた

Ah はじめて 会った時から
俺のこころに 光るダイヤのようさ

華やぐ場所を巡って
あれから探し続けた

Ah もひとつ早い汽車なら
めぐり逢えずに 夏は終りを告げた

あなたの白い帽子が
振り向き 俺を見詰める

最後の向日葵(ヒマワリ)揺れる
人影 疎らな小径

Ah も少し 此処に居ようか
恋の他には 何も無いのもいいぜ

秋へと急ぐ 避暑地で
ようやく あなた 見つけた
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