死神のサングラス

いいだろう オレのこのサングラス
このデザインはめったにない
この曲線のラインがかきたてる 無表情な世界
こいつをかけると まるで 青いスライド
鎖につながれた犬が オレに何かを望んでる

あの日差しに 頭を撃たれて ゴミに埋もれて死ぬ あの若者が見える
あの日差しに 足を撃ち抜かれて 空を見上げたら 黒い線が入って行く

Ah 神様は今日も Pin Ballに夢中さ
彼が選んだマシンは 死神のサングラス
ほら ボーリング場の片隅で

いいじゃん そのサングラス

明日を見てみなよ 足元までズブ濡れさ
笑いが止まらない 死神の泪で
あの日差しが 教えてくれる いくら待ち続けても
サーカスはやって来ないって

Ah 神様は今日も Pin Ballに夢中さ
彼が選んだマシンは 死神のサングラス
ほら ボーリング場の片隅で

SEX PISTOLS 聴きながら 腰をフリフリ
わき目もふらずに 銀色のボールをはじき続けてるぜ
彼が考えてる事が分かるかい
もしも クレジットが1000になる時が来たら
その時こそ オレのランチタイムさ
ほら あそこで 戦争反対のTシャツ着て
ほら あそこで 見えるかい
君には 彼の姿が見えるかい

いいだろう オレのこのサングラス
×