夢なかば

たらりら
水の溜まりをよけて
午后イチ あの娘が過ぎる.

睦月は
白い梅も咲きどき
ついぞ誘う 歌の占

はじめてをとって 結んでもどって
僕から好き、になる。
いつしか 踵 から 現の途中
またも手をとって 君、はだけど…って
だんだん飛び模様 振り出しからはじめ! ~夢なかば~

ぱらりら
羽子とはおる笑い染め
向かふは赤坂見附

思う我
ママに似た「おかえり。」で
年の差、なぞ 忘れ雲

なんどてをとって 結んでもどって
君から好き、になれ!
相変わらず げんまん 切れない癖 に
またも意地はって 僕、が だけど…って
けんけん飛び越えた 終わりのないふたり ~夢なかば~

はじめてをとって 結んでもどって
僕から好き、になる.
うつつ と 小指 だけ が おいてけぼり
またも手をとって 君とだけ、と…って
好きでは物足りず!! 終わりのないふたり ~夢なかば~

終わり のない ふたり ~夢なかば~
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