表現と生活

下らない執着を
届かない唄を
それで良い
それから始めよう
独り

手に余る虚しさだけ振りかざす僕に
意味、無い

味の無い食餌に 痛まない胸に 掴め無い理想に
怯えてる一人

手を伸べる誰しもが
傷口だけ増やす

報われたいと称賛を食って
贋物の価値、呑み込む危うい薬
「気が付いてる?」
「君の所為だろう」

益体ない攻撃に
つまらない嘘を

誤解のない現実を
蹴り倒す背中を
探しているのか?

勝算をくれ
舞台の上だけで良いから
認めて 生かして
気の所為で良い、
「作品だ。」と
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