僕らはまだここにいる

踏切を過ぎる電車
ひとりで待っていたよ いつも

引き止めることもできず
あの時見送った ここで

何も聞かないよ
君が話すまで
星は今 遠く揺れている

三叉路の前で
立ち止まる2人
あの日の僕らはまだ
ここにいるはずさ

蝉の声 燃える夏に
汗ばむその体を 抱いた

奪い取る愚かさより
触れ合う喜びが欲しい

誰も淋しくて
だけど言えなくて
夜になり そっと眠るのさ

夕立を避けて
雨宿りをした
あの日に 君を連れて
戻れたらいいね

三叉路の前で
立ち止まる2人
あの日の僕らはまだ
ここにいるはずさ

夕立を避けて
雨宿りをした
あの日に 君を連れて
戻れたらいいね
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