オトナキサケビ

ひとり 雨の音 泣きながら 聞いている
窓を 叩く風 胸の傷 かき鳴らすの
闇に 雨粒が 音もなく 叫んでる
風に しなる木は 苦しそうに立ち尽くす

あなたを 捜してるの

なぜ 雨は降るのか
私の心 うつすように
どうしてよ この叫び声
届かないのは 風のせい

ひとり 夜の道 泣きながら 歩いてる
雨に 流れてく あなたとの愛のかけら

許して 絶望の日々よ

なぜ 生きているのか
ひとり孤独に 怯えながら
聞かせてよ あなたの声を
それが最後の 夢でもいい

この手をつかんで

罪深き 太陽はどこ
裁きの日まで 見捨てないで
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