さくらんぼ恋唄

故郷に帰れば 温もりが宿る
赤く色づくさくらんぼ 花笠の町よ

あぁ 君の変わらない笑顔がそっと
都会(まち)に疲れた 胸を癒すよ

あぁ溢れる 恋心よ

最上の川では 君と舟下り
沈む夕日に照らされた その頬が愛しい

あぁ ずっと好きだった 切ない思い君に
今なら伝えられそう

あぁ届いて 恋心よ

河原の上では 人々が集う
香りとどくよ芋煮会 なつかしい風景

あぁ 君の隣には愛する男(やつ)が
二人寄り添い微笑む姿

もう届かぬ 恋心よ
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