Come to myself

夕暮れ時の街 行き交う人の渦に 逆らい歩き続けていた
それぞれの顔に 隠された時間は とても長くて深い色で

振り返り気づく 自分もその一つと、 とたんに、世界に人は消え
叫んでみても 何も聞こえないし 走っても前に進まない…

空から落ちてく 太陽… 僕は たった一人の 街に 潰された

こんなにも人が溢れて 心はたくさんあるはずと…
だけど僕の声は誰にも 届かずすれ違い消えてく
気づけば慣れてしまって あたり前の様に生きてる
人の渦に流されながら 道の終わり目指して進む

今までの僕が 心を裸にした 人は誰もいないと思う
結局どこか少し 着飾って見せては 自分を創ることを続けた

遠くで泣いている 声が… 僕は たった一人の空に おびえてる

愛する人がいたら、きっと 全てが楽になれるのかな?
だけど、たぶん、どこか深くで 裸になれない僕がいる
一人が嫌な訳じゃなくて 一人が辛いわけじゃなくて
ただ自分に嘘をついてる 僕が寂しいだけなのかも…?

夢から覚めたら そこは… 僕の 部屋だったけど
見え方が 変わっていた

夕暮れ時の街、目指して ただひたすら、走り続けた
きつとそこに答えがあると 信じて疑いはしなかった
あたりまえじゃなくて、自分で 何か始めればいいんだ
終わりなんか気にしなくても 走れるだけ走れば解る…
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