冬空

貴方が私に残した 固くもろい絆
見えない形を求めて 声つまりこらえる
鮮やかな命の色 雪の様に舞っていった
夢みるのは いつも穏やかな笑顔だけ

頬杖ついて頷いては 私を見てにこりと笑う
どこまでも白く美しい 想いはからくさ模様

貴方の中で育んでた 流れる赤の力強さ
寒いあの朝の日を越えて からみついてく運命
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