輝石

夜の闇に消えた きみのあつい思い
柔らかさも 僕への温もりも 偽り?
耳の奥で消えた きみのあつい悲鳴
呑みこんでく 暗さに囚われて 目を塞ぐだろう
照らされた 通りすぎていく 音のない運命

空に描く きみの伏せた蒼さ
さらりと流れて あらたに生まれる
今こそ時は つよく君を見守るから
ここで 少し 歩こう

1人泣きくれてる 夜に願うこと
「いつものように はしゃいでいてほしい」
うなずき眠る その姿
甘えた涙も いつか いとしくなる

宇宙に探す 温かさの場所を
茜色の雲 刻まれ ほどける
ふわりと広い空を仰ぎ 手をかざして
痛む 気持ち 癒そう

長く続く 霧雨のようにそっと
地上から夢が あふれて零れる
今こそ時は つよく君を見守るから
ここで 少し 歩こう…
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