さようなら愛しき日々よ

着信を 無視してるのは
あなたを嫌いに なりたくないからなの

居留守なんて らしくないよね
後悔したくないから… ごめんね

見なくてもいいものを 見てしまった瞬間に
想いは 仄かに冷めてゆく

さようなら愛しき あなたと過ごした日々よ
不器用な笑顔も 冷たい手も 愛してたんだ
さようならは言わない あなたの声を聞いたら
涙がきっとあふれてしまうから

「もう逢わない」 たった一行の
言葉だけで終りなんて… ごめんね

そんなすぐに嫌いに なれるような愛し方
してない 本気だったから

さようなら愛しき あなたと過ごした日々よ
呼びかけるやさしい 低い声も 愛してたんだ
さようならは言わない あなたの声を聞いたら
胸の痛みを消せなくなるでしょう

窓辺の花も写真も 色褪せてく
流れてゆく時間の中で…

さようなら愛しき あなたと過ごした日々よ
クリスマスに抱いた 甘い夢は もういらない
これが多分きっと 私なりの潔さ…
静かに燃えた 想いを解き放つ
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