サンクチュアリ

瞳を 細めて見た 青空
久しぶりだよね ひとり過ごす午後

心が ふわり ほどけてく
日差しの匂い うれしくなるの

まるで 子供のころ 四つ葉のクローバー
見つけだした あのときの心ね

ゆっくりと 風が流れて 揺られて
だれの声も 邪魔はできない ひとりの時間
いつまでも

ときめく気持ちは ミステリー
会えない人も許せそうなの

胸に 忘れかけた夢が 見えてくる
自分のこと また 好きになれるね

真っ白な雲が 流れて ちぎれて
ささやかでも かけがえのない ひとりの時間
いつの日も

いつの日も

青い 青い空に 吸い込まれてゆく
だれの声も 邪魔はできない

―私は今、旅に出ています。

心 自由になれる ひとりの時間
いつまでも いつの日も
いつまでも いつの日も
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