恋のためなら

雨が降るわ 窓をぬらし
この私の胸を ぬらすように

恋のためならどこまでも
純になれるの女って
やさしくなれるのよ
来ない電話を待ちつづけ
無駄に一日 過ごしても
あなたを恨まない

雨が降るわ 窓をぬらし
この私の胸をぬらすように
だから雨の音で
ベルの音を聞き逃がした
そんな気もするのよ

恋のためなら なんだって
出来てしまうの 女って
もちろん 死ぬことも
もしもあなたが これっきり
逢ってくれない つもりなら
本当にどうしょう

雨が降るわ 窓をぬらし
この私の胸を ぬらすように
だけど ベルが鳴ると
寝呆け声で 寝ていたわと
きっと強がるでしょう

人生なんて 涙のつづき
明日こそは 天気になあれ

雨が降るわ 窓をぬらし
この私の胸を ぬらすように
だけど ベルが鳴ると
寝呆け声で 寝ていたわと
きっと強がるでしょう
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