空気

季節はまた深くなり
曇る窓 白くいつもの景色をぼやかしていく
君との時間のすべても

uh- ぼやけてゆけばいいのに
uh- ゆっくり目を閉じた

吸い込む空気はいつでも
君の温もりがある 手作りだった

弱いからこそ支え合い
巡る哀しみに優しさ持ち寄る
重ねてくべき 切ない想いを 二人は

uh- 数え 探り合い足りずに
uh- もどかしく こぼれていった

半分なくせば 何もがガラクタで
果たしようもない 約束のように

守りぬけるモノが 失くすモノへと
ほんのわずかな違い
人は皆 通り過ぎて気付く

吸い込む空気は いつでも君の

吸い込む空気に もう君が居なくて
吸い込むほどに ただ苦しくて
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