嵐ヶ丘

全てにおいて 幻覚的で
私は今日も太陽を沈める
貴方の事
舞い上がれない風の事
思い浮かべて歩く坂道

美徳は「信じて裏切る速さ」だと言うのに
何故まともでいられないの?

そして私は怪獣になった
共犯者はもういない
日常
そのヒステリックな様を
不自由に保つために
だから私は頷かなかった
無傷で過ごせたとしても
奇妙な揺れを待っているの
心を震わせながら

答えはどこか 消極的で
見降ろす街を彷徨っているけど
地平線は
驚く程緩やかに
いつの日でも 傾いてる

言葉だけ過剰にあらゆる愛へ急ぐのを
まだこんなに許せないから

そして私は怪獣になった
もう元には戻れない
うつむき
それでも広がる世界に
泣きながら 返事をして
だから私は逃げ出さなかった
誰でもない自分から
渦巻く空が呼んでいるの
何より大きな声で

美徳は「信じて裏切る速さ」だと言うのに
何故まともでいられないの

そして私は怪獣になった
共犯者はもういない
日常
そのヒステリックな様を
不自由に保つために
だから私は頷かなかった
無傷で過ごせたとしても
奇妙な揺れを待っているの
心を震わせながら
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