つづれおり

「ユメもない。」だなんて つぶやきながら
かまってほしそうな しかめつら
レイル越し 君は背中に 白い川をつれて
あの日のあたし全部で 君をみてた

暗いトンネルに かくれてしまうまで
ふりあう手は 二人をつないで
よく笑う 君の声はもう 白い光に消えた
走ってく 走ってく 走ってく …シュルリ カタン タン タン

ゆずれないもの ひとつ ココロにあるのよ
18の冬の日と変わらず あたしを呼ぶの

戦いの森で しゃがみこむ日は
あたしに どうか君の風を
いつか その手が欲しがるもの
追う日がきても どうか君のままで
あたしの腕はもう 恋しくて あなたを想いすぎる

君が泣く その時に あたしは歌うよ
隣りより 向きあう事 選んだまっすぐな目に

雑踏の中に うずくまる日は
あたしに どうか君の風を
強く その手が求めるもの
追う日が来ても 君のままで
雨あがりの空は 青すぎて
泣きたくなるほど もう遠すぎて
ふりかえるなんて もうできないよ あなたを想いすぎる
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