蛍火

ゆらりゆらり蛍火が 淡くなつかしくやさしく
遠くかすむ夏草に紛れ ゆらゆら舞い踊る
満天の星を見上げ 思わず深呼吸したら
遠くにじむ キラメキが静かに微笑んでくれた

くるくるまわるセピアの景色
遠い記憶が奏でる刹那
ひとつひとつが宝石のように
キラリキラリあふれる

過ぎ去りし日々よさようなら 僕は僕のまま歌うよ
蛍火はもう見えないけど 僕は僕のまま生きてゆこう

風のように走り抜けた 汚れを知らない心は
大きな愛に包まれ 旅立ちの朝を迎える

抱えきれない程の思い出が
教えてくれる明日へのメロディー
ひとつひとつが胸をふるわせ
キラリキラリこぼれる

過ぎ去りし日々よありがとう 僕は僕のまま歌うよ
蛍火はもう見えないけど 僕は僕のまま生きてゆこう

蛍火はもう見えないけど
夏の香りを覚えているよ
幾千の夜を飛び越えて
キラリ キラリ キラリ

過ぎ去りし日々よさようなら 僕は僕のまま歌うよ
蛍火はもう見えないけど 僕は僕のまま生きてゆこう
過ぎ去りし日々よありがとう 僕は僕のまま歌うよ
蛍火はもう見えないけど 僕は僕のまま生きてゆこう

蛍火はもう見えないけど
蛍火はもう見えないけど
蛍火はもう見えないけど
キラリ キラリ キラリ
×