24時間

路地をうろつく 野良犬のような
手探りだけの 毎日だった
勿論あてなどなかった それなのに
あの頃がとても自分らしく
自慢の瞳も輝いてた
懐かしさじゃなく 不思議とそう思う

24時間 生きていた
なり振りかまわず 結果を恐れず
24時間 生きていた
失うものなど なんにもないと

誰でもいくつもの思い出を
心の奥に しまい込んでる
愛とか夢とか ほほえみ涙も
戻ることなど 出来るはずない
いっそ後ろは振り返らずに
けれどもあの日が 頭を離れない

24時間 生きていた
気の合う奴等と 楽しく愉快に
24時間 生きていた
心も体も 傷つきながら
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