灼熱の太陽

草や木は 伸びゆき 緑は萌えたち
ただそこに生きれば 瞳憂いはらす
雨に濡れる 星よ

美しくゆらめき 乱れ咲く花よ
散り行けば心に 深き吐息落とす
はかなすぎる 時よ

人は誰も 愛を求めて行くよ
愛すること 覚える前に
傷つけて 傷つくことが 麻薬のようさ

灼熱の太陽よ 心を照らして
絶望と悲しみに 強く強く 生きるから

甘き水の香り 柔らかい土よ
ただ支えるだけで 優しい思い満たす
母の声が届く

わかれ路に たどり着くたび 迷い
どちらも 手に入れようとして
失って 足踏みだけを 繰り返すのさ

そびえゆく青空よ 心を包んで
失望と苦しみに 夢を夢を 贈りたい

人は誰も 愛を求めていたい
それが何か 知らないままで
振り回し 振り回されて 落ちて行くのさ

灼熱の太陽よ 心を照らして
絶望と悲しみに 強く強く

情熱に降りそそぐ 嵐と雨よ
愛情とぬくもりは 置いて置いて 行ってくれ
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