孤独の哀歌 -A Ballad Of A Desert-

あればある程 欲しがる心が 僕をこの場所へ 導いたのか?
誰を裏切り 何を手放し この孤独と言う名の 砂漠に辿り着く?
いつまで経っても どんなに悔やんでも
一向に近づけない あの声は蜃気楼
このままじゃ今日にも 明日にも尽き果てる
愛を犠牲にし 何が欲しかったの?

砂漠の中を 歩き疲れて それでも僕らは まだ歩き続ける
愛に溢れた日々をただ叫び さぁ誰に歌おう この孤独の哀歌を

あっちへこっちへと 逃げまどったけれど
結局行き着く 宛がどこにもない
誰か気付いてよ ただ拭って欲しい
この潤んだ瞳も 今夜枯れてく

砂漠の中を 歩き疲れて それでも僕らは まだ願い続ける
込み上げる涙を この歌に代えて 独り口ずさむ 孤独な夜に

もう何も要らない あれもそれもこれも 何一つ変わらない
それでもこれでも
そんなんじゃないだろう? こんなんでもないだろ?
心から本当に 求めた温もりは

砂漠の中を 歩き疲れて それでも僕らは まだ歩き続ける
愛に溢れた日々をただ叫び さぁ君に歌おう この孤独の哀歌を

愛に溢れて…
涙に暮れて…
大袈裟でもいいから 大嘘でもいいから
ねぇ両腕広げて 僕を抱きしめて
×