18

18のころは 夜のハイウェイとばした
信じていたものは 粉々にくだけて
この都会はいつも つらい日々だけ残した
叫びつづけていた いつか来る時代に 俺は
AH サイドシートに でっかい夢を いつも乗せてた
AH アッシュトレイに むなしい孤独 もみ消していたぜ
冷えた口唇かんで 前だけを見ていた
長い夜を開ける カギだけポケットにつめて

AH リヤウインドに 苦い傷だけ 映っているぜ
AH ヘッドライトに うらぎりの影が ちらついているぜ
ほこりまみれの手で 汗をぬぐっていた
重い扉抜ける ギヤだけにぎりしめ 行くさ

AH バックミラーに 過ぎた日だけが とびちって行くぜ
AH シートベルトに 渇いた体  しばりつけながら
この道を全力に 走ることだけを
振り向くことさえも 負けだと思ったあの日
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