Luna

暗闇の中独り
輝く光が囁く
「ワタシの裏に潜んでる影
キミに見せるわ」

何気なく時間(とき)は過ぎて
満たされた夜もあったの
それでも温もりすぐに消えて
また目が覚める
苦しさ超える度強くなり
強くなる程そう孤独なの
ねぇもう涙も出ないわ
闇が飲み込んでく
心をなくした瞳は なにも
映してはくれない

真っ暗なこの世界
ある時キミが現れた
「一人で生きてはいけないのに」
キミは泣いてた

どうしてそんな風に
優しくワタシを見てるの?
戸惑いながらもこの心は
キミを求めた

その瞬間小さな光が
闇の中にひとつ輝いた

ねぇ もう泣かないでいてよ
笑顔見せていてよ
孤独が消えるわけじゃない
でもね 光は生まれた

そう 今見えている全て
本当のワタシよ
光と影に包まれて
キミを照らし続けたい
×