ウォーキング・オン

男はいつでも 歩き続けることで
足の傷みを 忘れようとする
お帰りなさい 言う前に
またあてのない 旅支度をしている
Walking on いつ迄どこ迄
Walking on 振り向きもせずに

男は大地を こぶしでなぐりつけて
天使が羽を 見つけたように
「俺の道」だと 哭いている
男の顔が 水たまりに映る
Walking on いつ迄どこ迄
Walking on 振り向きもせずに

夢を言葉で 片付けないでくれ
妥協めないで つき進んでくれ
両手にかかえきれぬほど
歓びに溺れて 生きたお前なら
Walking on いつ迄どこ迄
Walking on 振り向きもせずに

Walking on いつ迄どこ迄
Walking on 振り向きもせずに

Walking on Walking On
Walking on
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