陽炎

La La La...

焼けた肌がしびれるような 果てのない愛に焦がれる
みつめあえばとまれないと ふたり知っていたのに

わたしはただ幸せという甘い陽炎に魅せられたの
そのひかりが美しくて いっそ誰かに奪われるなら
抱きしめたまま壊したい

舞われ 恋のなかで夢のなかで 燃えていくの きれいね
太陽が強く照りつけていた もう戻りたくない
Amore 愛するほど求めるほど 惹かれていく つらいの
許されないとわかっていたのに あなたの手を握った

La La La...

言葉にすればさびしいものね 誰にも言えないつながり
わたしきっと忘れられない 消せやしないあやまち

あなたはただ子供のようにこの胸にじゃれているだけなの
罪を知らぬ黒い瞳 求めるようにみつめるから わたしはまた怖くなる

舞われ 恋に堕ちて夢に堕ちて 悲しみまで きれいね
涙もこぼさず わたしは黙って あなたにくちづけた
Amore 咲きふるえる花のように 儚いから つらいの
さまよう視線にあなたは戸惑う サヨナラが揺れていた

舞われ 恋に抱かれ夢に抱かれ 燃えていくの きれいね
二度とは会えないひとだと想えた まぼろしじゃなかった
Amore 愛しいまま消えていくの あなただけを みていた
心でくすぶる優しい陽炎 わたしは手を離した

La La La...
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