空の遠くへ

昨日切った髪が軽くて
なぜか急にはしゃぎたくなった
晴れた空の冷たい風に
冷えた指をやわらかく抱きしめて

ばらの苗を買って
路地を徘徊して
気ままなふりでつき合う人だから

あなたといるだけで
過去も恋も 街の色も この生き方も好きになれる
空の遠く ずっと遠い見えない場所へ歩いてゆける
ふたりならきっと

違う日々を背負ってくれば
こころ痛む出来事だってある
小さい頃のわたしみたいに
何も疑うことなく 笑いたい

踏み切りを渡ろう
かるく汗もかいて
誰とも違う温度でそばにいる

わたしといることで
過去の恋も その笑顔も その生き方も深くなれば
空の遠く ずっと遠い見えない場所へ歩いてゆける
ふたりならきっと
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