Steady

硝子越しの甘い夢に
指を銜えてばっかの幼い日
あれからかなり時は過ぎて
なのに変わらない
今を嘆くのさ

少し力を抜いてみたら
少し他愛もなく
僕と居たら

いつも願いは風に揺れて
君の明日を迷わすけど
僕の前では隠さないで
ほら続けて
話を続けて

取り澄ました街の背中
長い影が伸びたアスファルト
夕暮れに縁取られた君の
小さな肩を抱いて

少し空気を変えてみたら
少し他愛もなく
笑ってみたら

すぐに涙が溢れだして
君は答えに戸惑うけど
僕の前では構わないで
ほら預けて
この手に預けて

いつも願いは風に揺れて
君の明日を迷わすけど
僕の前では隠さないで
ほら続けて
話を続けて
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