さくらの歌

さくら散る頃には貴方への永遠の想いに埋れてもう眠りたい
泣いた から 僕はココにいるんだよ
黄泉に紛れたら貴方を夢見たい

遠くで声が聞こえる
僕は耳を引き千切って
もう戻れない貴方に背中を
向けて歩き始める

すぐに胸が痛くなって
僕は心臓取り出して
それでも止まらないこの痛みに
君を探してしまった

ユラユラ揺れる陽炎
ヒラヒラ舞い落ちて

夕闇に振り返って
僕は目玉を取り出して
もう帰れない貴方に背中を
向けて歩き始める

見えないのに浮かび上がって
空を黒く塗りつぶして
それでも止まらないこの痛みに涙流してしまった

ユラユラ揺れる陽炎
ヒラヒラ舞い落ちて
あの時に降り注ぐ

さくら散る頃には貴方への永遠の想いに埋れてもう眠りたい
泣いた から 僕はココにいるんだよ
黄泉に紛れたら貴方を夢見たい

もう二度と逢えない君と
二人で見ていた
桜が君との記憶をのせて積もってゆく
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