とけろ港よ

荒(すさ)ぶ嵐のシベリア山河
越えて今日来たこの港
嬉し涙に瞼をとじりゃ
浮ぶ希望の帰還船 帰還船

窓に小雪のつめたい朝も
七つ北斗の冴えた夜(よ)も
なぜか気になるバンドのあたり
とけろ港よサフガワニ サフガワニ

ああこの日まで忍んで耐えて
ともに眺めるこの港
鳴れよ響けよ帰還のドラよ
あすの日本が我等待つ 我等待つ
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