にげる

唐突に俺の頭のドアをノックしてるのは だぁれ だぁれ
注意して 感情的なアイツが つけ狙ってる模様

手汗ビショリ 慌てた舌が 絡まって絡まって固まった肩
疲れ果てて あれよあれよと 嫌になって嫌になって嫌になってゆく

わたしと
どこか遠く 逃げませんか 場所はもちろんブルーなワイハ
花のような 君を添えて 白いびいちで ちちくり合う
いつか起きた 悪いことは 時が過ぎても 色褪せないから
せめて遠く 逃げませんか 波に乗っかって

なんつって呼んでいたんだか忘れた 知り合いと会った 偶然
会話中 「君」付けだったか それとも 「さん」付けてたっけ?
なんて 思ってたよ

言葉の影 記憶の光 重なって重なって重なってグレイ
恋焦がれて 焦げついた恋と 高かった高かった高かった空

わたしと
どこか遠く 逃げませんか 場所はもちろん ブルーなワイハ
花のような 君を添えて 白いびいちで ちちくり合いたい
いつも聴いた 好きな歌は 時が過ぎたら色褪せちゃうから
君のために俺のために 見よう見まねのアロハオエ

嗚呼 嗚呼
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