この雨が降る前に

買い物をすまして 平和な日常を過ごすの
当たり前の事がなんだか すごく幸せなの
愛して もっともっと 足元の花達も踊りだす
優しい風にゆられながら 私は生きてるの

この雨が降る前に 早く君の家へと帰りたい
こんなに誰かの事 想うのは初めてよ
モノクロな毎日が 君を中心に回りだす
関係ないモノなんてない 早く君の元へ帰りたい

こんな私だって 時々キュッと不安になる
ショーウィンドウに映るのは くもり顔の私
教えてほしいの コレといってカワイイわけじゃないし
料理だって得意じゃないし なぜ好きになったの?

ほら雨が降り出した 待ちくたびれた君が目に浮かぶ
なんだかおかしくて ほっぺたがゆるんじゃうよ
降りそそぐ雨のように 君への疑問は多いけど
すべて洗い流してくれよ 落ちたしずくがハジけ飛ぶ

はりつくワンピース 濡れた長い髪
君への愛の火は 雨なんかじゃ消せないから

この雨が泣きやめば 七色の虹が顔を出す
水たまり飛びこえて 君の元へ走り出す
この雨の向こう側へ 君とドライブへ出かけよう
君なしじゃいられない もっともっと遠くへ
君とその先へ
×