恋は馬車にのって

悲しい歌はうたわないで
淋しい顔は見せないで
小さいけれど力強い
私がそばにいるじゃないの
いつまでも いつまでも いつも
かわらない ふたりの愛を
愛をお土産に
遠い私の田舎の町へ
帰りましょう
きっとみんな
わかってくれるはず
古びた駅で汽車をおりて
海辺の径を馬車にのって
私の母に逢ってほしい
お嫁にほしいと言ってほしい

あなたの涙ふいてあげる
よろこび知った指先で
あなたの口に私から
くちづけしたいそんな気持
誰一人 誰一人 誰も
こわせない ふたりの愛を
愛をにぎりしめて
明日私のふるさと行きの
汽車にのって
思いきって
若さでぶつかるの
潮風匂う港町の
でこぼこ径を馬車にのって
私の母に逢ってほしい
お嫁にほしいと言ってほしい

いつまでも いつまでも いつも
かわらない ふたりの愛を
愛をお土産に
遠い私の田舎の町へ
帰りましょう
きっとみんな
わかってくれるはず
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